龍江のお寺を紹介

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龍江のお寺を紹介 2017-07-18T14:39:25+00:00

龍江のお寺

東照寺 (とうしょうじ)

陽徳山東照寺。京都妙心寺派の臨済宗の禅寺。
室町時代の永享2年(1430)の開基。本尊は薬師如来である。
この時代の寺は領主が作った物が多く、このお寺も領主井上氏との関わりが伝えられているが、創建には地区の百姓・大工・屋根屋・建具屋などが力を出し合って作ったとも言われており、そうだとすれば大変珍しい。
寺域に紙問屋騒動を記念する「南無阿弥陀仏」と「至誠受難之碑」がある。
「苔寺の薬師たずねて東照寺」

定継寺(じょうけいじ)

東陽山定継寺。兎城に居を構えていた桃井定継の菩提寺として建てられたので、定継の名前をそのまま寺名としている。改ざんは南北朝期とも言われ古い。 現在は京都妙心寺派臨済宗の禅寺である。
寺の法器であった雲板(食事の合図に叩く鉄の板)は天文23年(1553)の年紀があり、飯田市文化財である。
なお、このお寺は明治5年学制頒布に先立って寺子屋講学会所が作られ、明治6年に明倫小校と名付けられた。現在の小学校の前身の一つである。
「雲板が歴史を奏でる定継寺」

保寿寺 (ほうじゅうじ)

蒼龍山保寿寺。京都妙心寺派臨済宗の禅寺。平安時代末、この地に住みついた今田氏が建てた観音堂を永正の頃(室町時代)竹隠禅師が山を開いて寺とした。
山門下にある黒門はそのころのままの建物で、古く貴重である。
また、本堂下にある大桧は推定樹齢600年といわれる古木で、一名「南山桧」と呼ばれている。
本堂の屋根に菊紋が付いており、この寺の格式の高さを物語っている。
山門をくぐった斜面一帯にしゃくなげがあり、みごとな花を開くので一名「しゃくなげ寺」として知られている。
「しゃくなげの花びらが呼ぶ保寿寺」

紅雲寺 (こううんじ)と大榧の木

瑞相山紅雲寺。永禄10年(1567)の創立、箕瀬柏心寺の末寺であったが、江戸時代中期に壺仙が買ったと伝えられている。
明治6年廃仏毀釈の波を受けて廃寺となった。伊那秩父河東札所でもある。
寺域には推定樹齢250年の大榧の大木や六地蔵をはじめ40を超える石仏や石碑があり、往時の隆盛さをしのばせる。
「かやの木に歴史をきざむ紅雲寺」

大願寺 (だいがんじ)

医王山大願寺。寛文元年(1661)開山の天台宗のお寺。本尊は薬師如来と子安観世音菩薩である。
毎年1月15日に厄除祈祷をしている。
境内には千葉県佐倉の義民佐倉宗吾の神霊祠、南山の碑、松尾享庵と中原桃仙の頌徳碑が建てられている。
境内西側にあるエドヒガン桜は推定樹齢250年といわれ、飯田市の名木の一つに上げられている。
「百年の鐘今日も鳴る大願寺」