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七和を歩く

龍江保育園の年長児(らいおん組)の遠足がありました。
山の木々が色づいた秋空の下、子供たちが待ちに待った特別な遠足です。
龍江保育園から4km以上も離れている四区、七和の里が今回のメインコースです。
普段はお散歩ができる距離ではありませんが、四区公民館に集合し、四区の3人のお友達のお家を回りました。
各お家で柿やりんご、じゃがバターを食べて、子供たちは七和公園を目指します。
歩道のない狭い道でも車の往来に注意し、出会う方々に大きな声で挨拶をしたり。
途中ゴミを見つけると拾ってビニール袋に入れています。
大人が捨てたゴミを小さな子供たちが拾う姿は考えさせられるものです。
 
道中、先生が道端に生えている葛(くず)というツルを見つけ、クリスマスリースが作れるんだよと実演してくれる場面も。

道中には龍江かるたの看板やウォーキングマップがあり、その都度先生が龍江かるたを取り出し、名所の説明をしたり、子供たちみんなでかるたを復唱したり。
先生「公園に」
子供「こーえんにぃ〜」
先生「ひときわ高い」
子供「ひぃとぉきわぁーたぁかい」
先生「七和の碑」
子供「ななわのひぃ〜」
先生「火じゃないよ、火じゃ。石でできたこういう石碑のことなんだよ」
子供「へぇ〜見つけてみたいなぁ」

先生「龍江になる前はここは七和村だったんだよ」
子供「なんで七和村だったの??」
先生「安戸、宮沢、尾林、石林、雲母、尾科、大屋敷っていう七つの村が一つになったんだよ」
子供「へぇー」「そーなんだぁ」
 
ちなみにこの七和公園を作り始めたのっていつだか知っていますか?
大正7年、なんと今から100年前の1918年だそうです。
この公園を作るために尽力した昔の人たちは、こんなに元気な子供たちが今でも関心を持って遊びに来てくれて喜んでいることでしょうね。
公園に着くなり、子供たちはこんな土手でもなんのその。
勢いよく駆け上っていきます。
さすが信州やまほいく」に認定された保育園ですくすく育つ子供たちですね。

上の段では入り口の看板で見た大きな石碑を見つけ、子供たちは大はしゃぎです。
龍江かるたの立て看板も発見。

この後、鬼ごっこをしたり、滑り台を滑ったり。
美味しいお弁当を食べ、稲葉クリーンセンターへと歩みを進めました。
保育園の中だけでなく、地域のことを学んだり、季節を感じたり、お友達のことを考えたり、弱音を吐かずに歩く龍江の子供たちの姿にたくましさを感じました。
 
七和公園に関する過去の記事はこちら「99年前の思いを伝える」
「信州やまほいく」龍江保育園のページはこちら「飯田市龍江保育園」

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